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Tomoki Nakayama Laboratory
~ Atmospheric Environmental Science ~
長崎大学 大気環境科学 (中山 智喜) 研究室
Goal of Research
近年、PM2.5の高濃度現象の報道などを通して、大気中に液体や固体の微小な粒子(エアロゾル粒子)が浮遊していることをご存知の方も多いと思います。エアロゾル粒子は、人間の健康に悪影響を及ぼすのに加え、太陽光を吸収・散乱したり、雲粒の生成に関与したりすることで、気候や気象、大気環境に大きな影響を及ぼしています。大気エアロゾルには、海面や土壌から放出される海塩粒子や土壌粒子、燃焼中に生成するススや有機物粒子、胞子や花粉など、粒子として直接放出されるものに加え、化石燃料燃焼や火山から放出された二酸化硫黄や、植物や人間活動から放出された気体の有機化合物が大気中での化学反応を経て、粒子化し生成するものがあります。

私たちは、「大気中の微量気体やエアロゾル粒子の動態(生成・輸送・変質・除去過程)や、物理/化学/光学的な特性を調べることで、人間活動や自然活動が、気候変動や大気汚染、健康に及ぼす影響について理解を深め、よりよい環境の実現に寄与すること」を目指しています。
Lab-introduction Article
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内閣府/総合科学技術・イノベーション会議エビデンス事業(中高生向けの学問・大学紹介サイト)(2020.11)
<みらいぶっく 学問・大学なび>「環境をよくする研究をこの大学で」
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長崎大学広報誌 Choho 「地域で活かされる長崎大学の知」記事 (2021.4)
「目に見えない空気を“読む”越境大気汚染の解明への取り組み」
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大気環境学会誌 研究室紹介 (一部改変) (2024.5)

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